AIイラストの「i2i(image to image)」とは?
「i2i」とは「image to image」の略で、「画像からAI画像を生成」という意味になります。
既に存在する画像から、別の画像をつくる方法です。
i2iは、「Strength(ストレングス)」の指定が必要です。
ストレングスの数値で、「画像を何%変更するか」という指定ができます。
「元の画像を50%」「新しい要素を50%」に指定する場合は、ストレングスを「0.5」に設定しましょう。
「ストレングス0.5」でi2iすると、元の画像が50%残った、別の画像を生成可能です。
元画像を「10%」少しだけ変えたり、「90%」大幅に変えて生成することもできます。
イマイチなAI画像は、i2iで修正することが可能です。
「Strength」を「0.5」にして、i2iを繰り返せば、元画像の少し違う別パターンを生成できます。
「ちょっと惜しい」と思うAI画像は、i2iの機能で修正するのがオススメです。
i2iは、
「inpaint(インペイント)」もしくは「inpainting(インペインティング)」という機能が使えます。
インペイント機能を使うと、「画像の一部だけi2i」することが可能です。
インペイントを覚えると、手や目など、AI画像で崩れやすい場所を、ピンポイントで修正できます。
手描きと見間違えるほどクオリティの高いAIイラストは、インペイントでの修正を多用した作品です。
違和感がある部分を、全て丁寧に修正すると、凄まじいクオリティのAIになります。
3Dイラストは、i2i機能を使用すると2Dイラストに変換できます。
3Dモデルで画像を作り、そのポーズと服装に沿った2Dイラストを生成可能です。
i2i機能は、「Stable Diffusion web UI (AUTOMATIC1111)」と「NMKD Stable Diffusion GUI」で使うことができます。
有料サービスだと、「NovelAI」でもi2i機能を使うことが可能です。
i2i機能は、簡単に他作者さんのイラストを「トレパク(トレース)」できてしまいます。
簡単に言うと盗作です。
他作者さんの画像をダウンロードして、勝手にi2iするのは、著作権侵害となります。
度々Twitterで炎上騒動になりますが、絶対にダメです。
i2iしてOKなのは、自分の画像なのでご注意ください。
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