横長イラストの構図を活かす!
横長イラスト構図の魅力と、効果的な作り方について解説します。
横長のイラストは、横幅の広さによって、視覚的な開放感や余裕を持たせることができます。
また、この構図は横幅が大きいため、より多くの情報を収めることができ、ストーリー性や情報量が増すことがあります。
そのため、ウェブサイトや印刷物など、多くのデザインにおいて好まれる傾向にあります。
【カクヨさん】 |
横長構図の良さを最大限に引き出すためには、次のアイデアが役立ちます。
・横長のイラストは、水平方向にストーリーを進めることができます。
イラストの右側から左側に向かってストーリーが進むことで、視線の動きをスムーズに誘導することができます。
漫画が右から左に進むことから、イラストも「右が過去」「左が未来」と描いた方が伝わりやすいです。
横幅が大きいため、情報量も増え、ストーリー性を強調することができます。
・横長のイラストは、横幅を使って、描きたい要素を大きく描くことができます。
例えば、風景を描く場合、横長の構図を使って、空や地平線、山々を大きく描くことができます。
また、キャラクターを描く場合にも、より大きなアクションを描写することができ、より強いインパクトを与えることができます。
・横長のイラストは、画面の左右に余白を作ることができます。
余白を作ることで、イラストの中心部分が目立ち、情報を効果的に伝えることができます。
また、余白は、視線を誘導するためのスペースとしても活用することができます。
横長構図を作るためには、次の手順を参考にすると良いでしょう。
・まず、横長の画面を設定します。
イラスト制作ソフトウェアを使用する場合には、新規ファイル作成時に、幅の長い画面を選択します。
・次に、イラストのコンセプトを決定し、スケッチを作成します。
イラストのストーリーや要素、キャラクターなどを決め、配置やバランスを確認します。
横長構図を考慮した上で、要素の配置や大きさ、バランスを調整してください。
・色を塗る前に、ラフスケッチを細かくして、詳細を加えます。
横長構図であることを考慮して、左右のバランスを保つために、各要素を組み合わせるときには注意深く調整します。
各要素が画面上で完全に平行にならないように、角度を変えることも考えましょう。
・色塗りに移る前に、アウトラインを描きます。
アウトラインを描くことで、イラストの輪郭が明確になり、要素がより明確に浮かび上がるようになります。
横長構図の場合、アウトラインを強調することで、画面全体のバランスが良くなることがあります。
・最後に、色塗りを行います。
横長構図の場合、色彩を鮮やかに使うことで、画面上の情報をより魅力的に見せることができます。
また、横幅が大きいため、様々な色彩を使って表現することができます。
丁寧なアウトラインを描くことや、色彩を鮮やかに使うことで、より魅力的なイラストを作ることができます。
制作時には、横長構図を考慮した上で、要素の配置や大きさ、バランスを調整して、完成度の高いイラストを作成しましょう!
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