クリスタのグロー効果でイラストを仕上げる
こんにちは。
あべべし君です。
今回は、クリスタの「グロー効果」について解説します。
イラストの仕上げに、よく使用される効果です。
とても簡単に、イラストのクオリティを高めることができます。
≪ザックリ手順≫
- イラストを完成させる
- 完成レイヤーを複製する
- 複製レイヤーの「色調補正」をする
- 複製レイヤーに「ぼかし」を入れる
- 合成モードを「スクリーン」に変更
- 「不透明度」を調整して完了
≪グロー効果のメリット≫
・作品のクオリティを簡単に高められる
・人物の明るい肌が、輝いて見える
・明るい素材が、輝いて見える
・「人物」と「背景」が馴染み一体感を出せる
⇒ダウンロード素材を使用した時の、不自然さが減る。
≪作業時間の目安≫
大体2~3分で終わります。
≪使用ソフト≫
●CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)
https://www.clipstudio.net/
≪備考≫
・クリスタ以外のイラストソフトでも可能です。
・クリスタのバージョンが上がっても作業の流れは同じです。
↑「どうなっているのか」を理解できれば、どんな環境でもグロー効果が扱えます。
操作は、「完成レイヤー」⇒「右クリック」⇒「レイヤーを複製」です。
「レベル補正」が表示されました。
「入力」の部分に、3つ「^」が並んでいるのが確認できます。
一番左の「^」を、右に寄せてイラストを暗くします。
≪備考≫
「明るい部分」と「暗い部分」を分けるため、この作業が必要です。
「暗い部分」は、グロー効果が出ません。
「明るい部分」は、グロー効果が出ます。
「ぼかす範囲」を決められます。
今回は、大体「20」で決定しました。
ぼかす範囲が大きいほど、「発光感」の強いイラストに仕上がります。
この辺りは、好みで調整しましょう。
≪備考≫
「明るくする部分」の、範囲を広げる仕込みです。
ばかしを入れないと、グロー効果の「発光感」が無くなります。
※初期状態だと「通常」と書かれている部分。
「通常」から「スクリーン」に変更します。
「スクリーン」の適応後に、明るい箇所が発光していたら成功です。
≪備考≫
「スクリーン」は、重ねたレイヤーの「明るい部分」を強くしてくれます。
「暗い部分」は強くならない、超便利な合成モードです。
試しに「オーバーレイ」を選択してみてください。
「オーバーレイ」だと、「暗い部分」と「明るい部分」が両方強くなります。
初期状態が「100」です。
数値を減らすほど、グロー効果が薄くなります。
好みに応じて、調整しましょう。
今回のイラストでは「80」を選択しています。
とても簡単なので、是非一度お試しください。