イラストを発光させる|クリスタで光らせる
こんにちは。
あべべし君です。
今回は、「イラストを発光させる方法」について解説します。
イラスト制作ソフトの「クリスタ」があれば、簡単に発光を表現可能です。
大雑把な作業内容を、下記にまとめます。
- 背景を暗く塗る
- 別レイヤーに「ブラシ」などで発光対象を描く
- レイヤーを複製する
- 複製レイヤーに「ぼかし」を入れる
- 複製レイヤーを白く塗り潰す
- 合成モードの「加算(発光)」を選択
- 発光したら成功
《作業の難易度》
簡単な作業です。
一度やり方を覚えたら、すぐ使えるようになります。
《準備するソフトや素材》
1:CLIP STUDIO(クリスタ)
https://www.clipstudio.net/
※お試し版あり
2:CLIP STUDIO ASSETS(アセッツ)
https://assets.clip-studio.com/ja-jp/
※必須ではありませんが、発光表現にピッタリな素材やブラシを沢山ダウンロード可能。

発光表現は、背景が暗いほど目立ちます。
今回は分かりやすいように、黒くベタ塗しました。
クリスタの塗り潰し方法は、大丈夫かと思いますが…
1:色パレットで好みの色を選択
2:「Ctrl+A」
3:「塗り潰し」
この手順で塗り潰せます。

別レイヤーを準備して、発光させたい対象を描き込みましょう。
「飛沫」「花」「目」「肌」「月」など、何でも光らせることが可能です。
今回は、クリスタアセッツの「ブラシ」を使用します。
試しに、「光 ブラシ」などで検索してみてください。
⇒https://assets.clip-studio.com/ja-jp/search?word=%E5%85%89&type=brush&order=dl
クリスタで使用可能な、「ブラシ」や「素材」が入手できます。
今回は「ぱーらめんとさん」の、「朧ブラシ集」を使用します。
⇒https://assets.clip-studio.com/ja-jp/detail?id=1695606
ぱーらめんとさんは、神ブラシを多数公開している、凄いお方です。
クリスタのブラシ検索をする時、必ず目にすると思います。

発光対象のレイヤーを複製します。

「フィルター」⇒「ぼかし」⇒「ガウスぼかし」の順番に選択しましょう。
ぼかす範囲は「20~30」ほどで、好みに合わせて調整します。


レイヤーパネルにある、「透明ピクセルをロック」を押しましょう。
これで発光対象のみ、白く塗り潰せるようになります。


合成モードの横にある「不透明度」で、白さ加減は調整可能です。


色々なイラストを、光らせて遊んでみましょう。
かなり楽しいかと思います。

このイラストは、発光を練習していた時に、創作した作品です。
発光表現は、「作者」と「見た人」の、どちらも満足度が高くなります。
色々なメリットがあるので、必ず習得しておきたいデジタルテクニックです。
《イラストを発光させるメリット》
1:イラストの第一印象が良くなる
2:「綺麗!」を表現するのに最適
3:イラストのクリック率が上がる
4:SNSの評価が上がる
5:創作が楽しくなる
最初は面倒に感じますが、一度覚えたら簡単です。
発光表現を覚えると、作品のクオリティが一気に上がります。
SNSの評価を上げたい時などに、役立つでしょう。