pixivのFANBOXは「無特典」「無料記事のみ」でOK
こんにちは。
あべべし君です。
今回は、pixiv「FANBOX（ファンボックス）」についてお話します。
FANBOXとは、「作家の支援サイト」です。
ファンは、好きな作家に「金銭的な支援」ができます。
作家は支援を受けることで、活動が続けやすくなるでしょう。
今回はこのFANBOXを…
１：「特典なし」
２：「有料記事なし」
３：「二次創作なし」
４：「R18なし」
で運営する方法について、お話します。
これを聞いて「正気じゃないよ…」と思う方も、多いでしょう。
一般的なFANBOX運営と、ほぼ真逆をいく方法です。
実はこの運営方法でも、支援が集まります。
一般的なFANBOXと言えば…
１：「特典あり」
２：「有料記事あり」
３：「二次創作あり」
４：「R18あり」
これらを含むのが一般的です。
「支援者を集めるために沢山サービスしなきゃ…！」と思う方も、多いでしょう。
実際は、FANBOXに過度なサービスは必要ありません。
本当のファンは、「特典なし」でも支援をしてくれます。
pixivのFANBOXで、「特典イラスト」が付いた「有料記事」を公開したとします。
このイラストが見たい人は、支援を開始して閲覧するでしょう。
「二次創作」や「R18作品」だと、より支援ボタンが押されやすいと思います。
これが、「よく見かけるFANBOXの運営」です。
でも、よくよく考えて見ると、この仕組みは「良いサービス」と言えません。
何故ならば、この仕組みは「支援」ではなく、「イラストの販売」と同じだからです。
サービスとして考えるならば、「無料記事を公開」⇒「イラストのダウンロード販売リンクを付ける」の方が親切となります。
この方法ならば、「イラストをダウンロードしたい」と思う人が、好きな作品だけ個別に購入できるでしょう。
《すり替わっている要素まとめ》
・特典⇒商品
・支援ボタン⇒購入ボタン
・ファン⇒お客さん
・作家⇒販売主
・支援金⇒売上げ
このように、すり替わっていたら危険です。
すり替わった状態ならば、FANBOXではなく、ダウンロード販売サイトを立ち上げた方が良いでしょう。
「毎月支援するのはイヤだな…。でも限定イラストはFANBOXでしかダウンロードできないし…仕方ないね。」と思っている方は、かなり多いと思います。
その結果、「そうだ、毎月支援するのはお金かかるし、１カ月分で数ヶ月分ダウンロードしよう！」という流れになるでしょう。
よくFANBOXの作家さんが、「月末にファンが減って月初めに増える…」と嘆く理由が、コレです。
支援を増やすために「特典で釣る」のは、お互いにとって良くないとでしょう。
「特典で収入がある」という場合は、個別の「ダウンロード販売ページ」を準備した方が親切です。
ファンに向けて準備しているのが、「特典」か「商品」なのか、深く見極めなければなりません。
「有料記事に含まれる限定イラスト」は、「だたの商品」です。
「支援ボタン」が押されているように見えて、役割は「購入ボタン」と同じになっています。
よくよく考えると「特典」になっていないので、注意しましょう。
pixivのFANBOXは、特典なしでも支援者が増えます。
真の支援者は、「特典」にお金を払うのではありません。
真の支援者は、「作家」にお金を払っています。
なので、無理に特典を準備する必要はありません。
pixivの公式サイトでも、そのように解説されています。
「難しくてよく分からない…」という場合は、下記の公式記事をご確認ください。
⇒https://note.com/pixivfanbox/n/nd4ce0f9bc008
私のFANBOXは基本的に…
１：「特典なし」
２：「有料記事なし」
３：「二次創作なし」
４：「R18なし」
で運営されています。
私は約３カ月運営していますが、しっかり「支援者」＆「フォロワー」がいる状態です。
⇒https://abebeshikun.fanbox.cc/
pixivのフォロワーは「約1500人」で、総合デイリーランキングでは「100～200位」に入るくらいの作家となります。
⇒https://www.pixiv.net/users/55350699
「記事が無料で読めて特典もない。人気の二次創作やR18もない」。
これでも支援してくださる方がいます。
それは、「作家自身」にお金が支払われているからです。
FANBOXは、「お金儲けのサイト」ではありません。
FANBOXは、「支援を受けるサイト」です。
FANBOXは、「商品」ではなく「作家の頑張り」を公開するサイトとなります。
これを間違わなければ、「真の支援者」は増えていくでしょう。
- 基本的に特典はいらない
- 有料記事もいらない
- 人気の二次創作もいらない
- 刺激的なR18もいらない
- 真のファンは作家を応援してお金を払う
