イラスト成長記録|1年5カ月の成果
こんにちは。
あべべし君です。
今回は「イラストの成長記録」を残します。
「2020年6月」~「2022年2月」までの記録です。
「1年5カ月」で、どれだけイラストが上達したかを確認します。

投稿日を確認すると、「2020年9月19日」になっていました。
内容は、「風ノ旅ビト」というゲームのファンアートですね。
この頃は、まだ手描き作品を投稿していました。

初投稿から1カ月後に、3Dイラストに挑戦しました。
「手描きイラスト」から「3Dイラスト」に、路線変更した訳ですね。
この頃は、「ゲーム実況」に力を入れていました。
そのため、時間がかかりすぎる「手描きイラスト」は断念。
「線画」や「色塗り」を省ける「3Dイラスト」は、とても魅力的でした。
3Dイラストは、これから1年5カ月継続することになります。

2カ月後に、R15作品を試作しました。
pixivのランキングでは、刺激的な「R15イラスト」が人気です。
「水着」「下着」「半裸」などの要素を含むイラストですね。
R15要素は、ここから定番の表現になっていきました。

この頃に、「白+黒+赤」のイラストを投稿しました。
このイラストは、他作品に比べて評価が高かったです。
「白+黒+赤」のイラストは、徐々に定番表現になっていきます。
私の「初ヒット作」となるイラストです。

「YouTubeの動画投稿」や「4コマ漫画投稿」を、頑張っていました。
あまり絵の勉強をしていないので、成長はないですね。

「限られた創作時間で面白くする!」という挑戦をしていた時期です。
この頃から、自分に合う表現方法を、深く模索するようになります。

5カ月後、イラストの本気投稿が始まります。
具体的には、「テーマ重視のイラスト」を創作するようになりました。
見た時に「面白い!」となるイラストを目指し、投稿するようになります。
簡単に言うと、「ただのポーズイラスト」や「ただの顔アップイラスト」を辞めました。
最初のイラストは、「評価数0」という状況でした。
頑張っても「評価数一桁」というのが普通でしたね。
しかし、5カ月投稿を続けて「いつも応援してくれるフォロワーさん」がいることに気付きました。
解析をしていて、とても嬉しかったです。
仕事で、「根強いファンに支えられるサービスは必ず売れる」という法則があります。
イラストなどの創作分野でも、固定ファンに支えられる作家さんは強いです。
「私のイラストにはファンがいる…ということは大きな成長があるかもしれない」。
そう感じて、イラストの創作活動を本格的にスタートさせました。
ファンとの交流をスタートさせたのも、この時期からです。

6カ月後、「オリキャラの性格が分かるイラスト」を目指すようになりました。
多くの場合、「オリキャラ=作者の性格」となります。
この頃、私は創作分野で色々なチャレンジをしていました。
そのため、オリキャラにも様々な挑戦をさせています。
「好奇心旺盛で困難にめげない性格設定」は、この頃から確定していきました。
オリキャラのイラストは、外見よりも中身で評価されます。
「どんな性格で、どんな行動をするか?」によって人気が決まるでしょう。
イラストの1枚絵の中で、いかに「性格」や「行動」を表現できるかが鍵です。
ここでの試みは、結果的に高く評価されました。
この6カ月目は、大きな成長ポイントとなります。
この頃から、自分で覚えた知識を共有するようになりました。
タイトルの下にある説明文に、「今回覚えた内容」を書き始めたのがこの頃です。
この試みは非常に好評で、現在も継続して続けています。

7カ月後、3Dイラストのソフトを変更しました。
「マンガカケール」から「VRoid」に変更したのがこの頃です。
どちらも3Dソフトですが、「マンガカケール」は元々マンガを描くソフトとなります。
よりイラスト創作に適した、「VRoid」と呼ばれる3Dソフトを使用することにしました。
「マンガカケールのイラスト」と「VRoidのイラスト」で、評価数が違うことに気付きます。
解析を進めると、「VRoidイラストの方が評価数は多い」という結果になりました。
たしかに「VRoid」を使用することで、イラストの品質がグッとアップします。
ここから先は、「VRoid」を使用したイラストがメインです。
ここからpixivのフォロワーさんが、大きく増えていきます。
pixivの総合デイリーランキングにも、入るようになりました。

クリスタを覚えると、「背景」や「小物」が一瞬で描写可能になります。
さらに、イラストの「空気感」を演出する、「ブラシツール」も使用可能です。
この頃は、色々な「ブラシ」を試していました。

3Dキャラを動かして、好きな角度で撮影可能です。
画面にエフェクトを追加すれば、綺麗なイラストに仕上がります。
「絵」と「動画」が同時に創れるのが、最大のポイントです。
「動画」があることで、キャラクターの魅力も伝わりやすくなります。

デジタルの仕上げテクニックで、一番有名なのが「グロー効果」です。
キャラクターの肌などが、微発光したように見えます。
非常に簡単な手順で、キャラクターを魅力的にするテクニックです。
クリスタの仕上げ加工は、3D創作と非常に相性がよく、多用しています。

11ヶ月後、オリキャラの「衣装」や「髪型」を増やしていきました。
通常のオリキャラは、「衣装」や「髪型」が固定になりがちです。
その裏をつき、イラストごとに「衣装」や「髪型」が異なるように工夫しました。
3D創作は「衣装」と「髪型」を一瞬で変更可能です。
3Dソフトの良さを活かした表現方法を、模索しました。
ただ、「衣装と髪型を変更してファンが逃げないか?」と心配になります。
変更後の検証データは、かなり注意深く調べました。
ファンの需要とズレるのは、避けなければなりません。
結果として、「オリキャラの衣装と髪型は変更しても評価は減らない」というデータがとれました。
ここから、積極的に「衣装」や「髪型」は変更するようになります。

pixivの初投稿から、1年が経過しました。
この頃は、イラストの「光」や「色」を勉強していた時期です。
使える「ポーズ」や「構図」なども、積極的に増やしていきました。
この頃は、pixivの総合デイリーランキング「100~200位」で戦っていた時期です。
「100~200位」は、「イラストを仕事にしたい人」がゴロゴロしている激戦区となります。
私は商業デビューを目指していませんでしたが、激戦の波に激しくもまれました。
ランキングの順位は、ビックリするくらい伸びなくなった時期です。
その代わり、「どうすれば100位台の評価を超えられる?」と本気になって考えました。
「そろそろプロっぽい成長がないと厳しいな…」と思い始めた頃です。

1年1カ月後、季節イラストを積極的に投稿しています。
この頃は「秋」なので、「彼岸花」「秋服」「ハロウィン」などのイラストを投稿しました。
季節ネタは、ファンからの共感が得られやすいです。
この頃から、オリキャラの「ファンアート」が投稿されるようになります。
「ファンアートが多いキャラは本当に人気ある」と言われるので、とても嬉しかったです。

1年2カ月後、デジタルテクニックの一つ「グラデーションマップ」を覚えました。
一瞬で全体の色に「統一感」をもたせる効果があります。
その他にも、色塗りを一瞬で終わらせることも可能です。
この頃は、「イラスト」よりも「漫画」の方がヒットしていました。

1年3カ月後、「ぼかしツール」を勉強しました。
「ぼかしツール」が使えると、デジタル風のノイズなどを簡単に追加可能です。
クリスタの使用していなかった機能を、徐々に勉強していた時期となります。
この頃は、新しいゲームのYouTubeチャンネルを開設して、動画投稿していました。
そのため、作品数やイラストの勉強量は少な目です。

1年4カ月後、「3Dイラスト」を「2Dイラスト」に近付けようとしました。
pixivでは、3Dイラストの需要が結構低いです。
3Dイラストは、評価が伸びにくい傾向があります。
そのに、「3Dっぽさ」をなるべく軽減させる必要がありました。
具体的には「線画無し」「境界線のぼかし」「空気感演出」「ポーズの立体感」などの、勉強を開始しました。
この辺りは非常に難しく、現在も勉強中です。

1年5カ月後、「手描き風の3Dイラスト」について研究を続けました。
この時に覚えたのが「パーリンノイズ」と呼ばれる、デジタルテクニックです。
イラストの表面に「ザラザラしたノイズ」を重ねることで、「手描き感」をプラスできます。
その他、写真風の演出である「色収差」も覚えました。
色収差を加えることで、線の境界線がほどよくボケます。
この2つのデジタルテクニックにより、「3Dイラスト感」が軽減されました。

そして、この「猫耳メイド」が高く評価されました。
pixivの総合デイリーランキングで、「92位」に入った作品です。
ランキングの100位入りを、初めて達成した作品となります。
初投稿の「評価数0」から「ランキング92位」まで、一気に成長しました。
まだまだ勉強を必要としますが、かなり駆け足で成長したと思います。
92位に入った時は、体の力がガクンと抜けました。
今までの勉強してきたことが、しっかり評価されて嬉しかったです。
手描き時代に比べると、イラストのクオリティが大幅に上がっています。
創作活動を、挫折せず継続して良かったです。
(心が折れそうなタイミングは何度もあった)。
引き続き創作活動は続けていきます。
優しく見守って頂けると、嬉しいです。