没案のギャグ漫画|サッカーVS野球
こんにちは。
あべべし君です。
今回は「没案のギャグ漫画」をご紹介します。
作者の判断で、没にした作品です。
「サッカーVS野球」というテーマで描きましたが、面白くなりませんでした…。
公開する理由は、没案漫画ほど学びが多いからです。
教科書の様に、多くの知識を学ぶことができます。
まずは、没案になったギャグ漫画をご覧ください。↓
この「サッカーVS野球」という作品は、7作目に描いた読み切り漫画です。
漫画の投稿サイトに「スポーツ」と「ギャグ」というカテゴリがあり、1作描きたくなりました。
制作日数は、「ネーム1日」+「絵1日」の合計2日です。
アイディアを全然練らず、思い付きと勢いで描き上げた作品となります。
没案漫画としてお蔵入りにした理由は、下記の通りです。↓
≪没案漫画になった理由一覧≫
- 作者が「サッカー」に詳しくない
- 作者が「野球」に詳しくない
- スポーツに対する取材が足りていない
- ギャグの勢いだけで描き上げている
- 唐突な試合開始で、両者の思いが分からない
- 勝つ目的が不明なので、感情移入できない
- サッカーと野球、どちらを応援していいか分からない
- 父さんと娘の関係性が不明
- 父さんが出現させる理由が不明
この漫画で致命的なのは、「作者がサッカーと野球に詳しくない」という点です。
作者がサッカーと野球に詳しければ、面白くなったと思います。
ギャグのアイディア自体は、悪くないはずです。
スポーツ系の漫画は、事前取材が必要だと学びました。
もしくは、そのスポーツ経験者である必要もありますね。
「未経験者」+「取材無し」の漫画は、例えギャグでもリアリティが足らず、面白くならないようです。
深く反省しており、もう二度と、経験がないスポーツ漫画を描くことはないでしょう。
この没案ギャグ漫画にも、良かった点は存在します。
当時は本気で作品を描いていました。
没案にすらならない、ネーム未完成作品も沢山あります。
最後まで完成させて「作品」となったのが、一つ目の良い点です。
漫画の世界で「作品を完成させる力」というのは、かなり重要視されます。
当時の創作意欲が、この作品からは感じられますね。
≪没案漫画の良かった点まとめ≫
- 最後まで諦めずに作品を完成させた
- アイディア自体はユニークだった
- テンポが速い謎の疾走感は良かった
- ギャグの練習ができた
- スポーツ漫画にはリアリティがいることが分かった
- 自分はスポーツ漫画を描けないことが分かった
- 漫画には人間関係の描写が必要だと分かった
- 爆発オチの練習ができた
残念ながら没案になりましたが、私はこの漫画を描いてよかったです。
没の反省点を活かし、次に繋げていきます。
新しい漫画が描けたら、このサイトにアップするので、是非ご覧ください!